【レッスンコラム(2021/2/16)】誰の演奏を聞いたらいいの?

わたしの子ども時代と違って、今って本当に便利な世の中。スマホやタブレット、PCでなんでもすぐに検索ができて、映像もすぐに探せてしまう。わたし自身、現状は助かっているけれど…少し不自由さを感じる時もある。

「世界的な巨匠の演奏を聴いて」と言われても、誰を聞いたらいいのか知識がないんです!という生徒や親御さんのご意見。そりゃそうですよね、、わたしもどうやってその知識を身につけて行ったのか思い出せない。。

ということで!CDを買うしかなかった時代を生きたわたしのラインナップを紹介してみようと思い立って、今ブログを書いています笑。

この写真は↑わたしのCDの一部。ほとんどが大学時代までに購入したものです。その後、ネットでなんでも聴ける時代が来たので。

とりあえず今日はわたしのCDラックにあるベートーヴェンコーナーのラインナップを書き出してみるとします。

1 バックハウス(ソナタ全集)

2 ケンプ(ソナタ全集)

3 イエネ・ヤンドー(ソナタ全集)

4 ホロヴィッツ

5 アシュケナージ

6 ナット

7 ブレンデル

8 ルドルフ・ゼルキン

9 ポリーニ

10 バレンボイム

11 アラウ

12 ルービンシュタイン

13 グルダ

14 ピリス

15 シュヌア

16 キーシン

17 アルゲリッチ

18 アファナシェフ

19 エマール

20 カシオーリ

21 ペライア

22 園田隆弘

23 迫昭嘉

24 田部京子

以上です。同じピアニストでも録音年代が違っていくつか持っているものもあります。個人的に、ベートーヴェンと言えばまずはバックハウス!で、あとは好みでいくと、断然アラウ、バレンボイム、ブレンデルが好き。高校時代に勧められてシュヌアも意外とたくさんありました。

今はYouTubeで検索すればなんでも聴けてしまうけれど、同年代の子どもが何かの入賞者コンサートで演奏しているものは、もちろん「あー同い年でこんなに素敵に弾けてすごいなー!」と思う分にはよし、ですが、それだけでは足りないのです。一番大切なのは、いくつもの演奏を聴くことです。その中から、自分が惹かれる演奏家を見つけたらいいし、何かアイディアを盗めばいい。真似をするのはよくないですが、盗んで自分のものにするのはあり。

その前に大事なことは、楽譜をよく見て自分自身が考えること。これが一番必要なことです。

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♪岐阜県大垣市のピアノ教室
ピアニスト 五島史誉